ビットコイン相場11月10日~11月16日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの11月10日~11月16日の推移を振り返る
下落トレンドとなりました。

最大上下幅は約230万円と大きな動きとなっています。
始値付近での揉み合い後、下落トレンドを描いていきました。
ただ、下落トレンドといっても戻りが深く、不安定な下落トレンドと言えるでしょう。
傾きが急になり、この週の最安値付近では、トンボのような形状が出て下げ止まりとなりました。
ここでは、上昇には転じず乱高下してから落ち着いたレンジとなった感じです。
下落幅が大きく、しっかりと利益が取れたかも知れません。
1630万円のラインを完全に下に抜けてからは、かなり下落が進みました。
ただし、一旦下抜けしてから元のラインに戻してきました。
ここは、ショートの絶好の仕掛けどころでしたので、上手く利益が取れたでしょう。
その後安値を探りつつ再度上昇、ただし、注目ラインの1630万円には届かなかったので、急落に近い下落になりました。
ここらへんは、大衆トレーダーの思惑がモロに反映されたわかりやすい動きとなっています。
下げ止まりポイントは、目ぼしい目標となるライン設定がなく、難しいところでした。
ですが、このような時は上記のようなローソク足の形状での判断もいいでしょう。
ただし、今回の場合、一時的に乱高下にはなりましたが、上昇には転じず、その後は下げ止まっただけで、レンジ推移です。
ロングで仕掛けていると、利益は取れなかった場面でもありました。
1週間でのトレードのポイントはこのように、何点もありますが、一つのロジックというよりも総合的に判断する必要がどうしても出てきます。
となると、難しくは感じますが、まずは、一つのロジックに絞って、そこから派生を学習していくという姿勢が良いでしょう。
あれもこれもと取り組むのは一見効率が良さそうなものの、身に付き方が薄くなるので、実践のトレードに活かしにくくなるものです。
この点は意識しておいたほうがいいでしょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
これ以上の安値のターゲットとなると、1300万円台の前半ということになるので、まずは1400万円台での推移をイメージしていきます。
1400万円台で不規則なレンジを描くイメージです。
その後安値をブレイクするようならば、乗っかってもいいですが、あまり深追いはしたくないところです。









