ビットコイン相場10月6日~10月12日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの10月6日~10月12日の推移を振り返る
下落転換となりました。

最大上下幅は、約300万円近くと前週よりもさらに大きな動きをしてきました。
始値から細かい推移で、最高値を更新し、山と谷を繰り返してきましたが、節目の1900万円には届きそうで届かず、じれったい状態を繰り返してから強い下落となりました。
クラッシュ気味に長いヒゲが出た後は、少し踏ん張ってから終値に向かって上昇していきました。
前半から中盤のレンジが、実はかなり難しい展開でした。
というのは、最高値の山と谷を繰り返しているうちに、トレーダーは普通このまま1900万円台の到達は時間の問題と考えるからです。
一息ついた小康状態、ここから一気に下落がやってきました。
呑気に1900万超え、2000万到達を見込んでいたら、あっという間に大損させられた場面でしょう。
まさか1600万円前半まで戻されるとは思いません。
その後急降下した最安値は意識されずにレンジ推移から持ち直しましたが、ここも難しい判断を強いられました。
再度安値に向けて下落方向へ向かってもおかしくはない状態です。
どこでエントリーするか、エントリーしてもどこでイグジットするかというのは、判断がつけにくかったハズです。
終わってみたら、トンボ(長い下ヒゲの足)の高値で終値ですから、テクニカルは意識されていると言っていいでしょう。
マーケットは他のトレーダーとの読み合いという面も出てきます。
それが前半~中盤に表れていました。
ただ、この読み合い、正直どちらに転ぶかというのは、本当にわからないものです。
ダマシも頻繁に出ますし、ちょっとしたファンダメンタルズ的なニュース等で大ブレが起きる可能性もあります。
セオリーもあるようでないものだったりしますから、結局私達は、その拠り所をテクニカルに頼るしかないということになります。
正解・不正解がないのが相場の中で、どう戦っていくかというのは、難題ではありますが、振り回されずにブレない気持ちでトレードに臨んでいきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
ここ2週、暗号資産らしくボラティリティーがかなり大きくなってきているので、値幅を大きく考えていきます。
まずは1670万円~1830万円の間でミニトレンドを狙っていきます。
もしブレイクしてくるようならば短い期間であれば、ブレイク方向に仕掛けていくようにします。
この時に、今回は利幅は大きく取らない方がよいでしょう。
ダマシもまた出てきそうな気配があります。