ビットコイン相場8月18日~8月24日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの8月18日~8月24日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約100万円と、ここ最近は週単位では、これぐらいのボラティリティーで落ち着いています。
最高値へのチャレンジは多少あったものの、弱く下落方向に進みました。
その後レンジ推移から急騰したものの、週始めの高値には届かずに程なく下落しています。
終値付近は急落、その後戻しも見られて暗号資産のチャートらしいというような形になったと見ています。
チャート分析というものは、基本的には、全て同じように分析が出来るものです。
日経平均、個別株、NYダウ、金、商品先物、FX等にある多くの通貨ペア、チャート表示が出来るものは、全てテクニカル分析が可能です。
ということは、どれも同じ手法やロジックで分析可能、ということにりそうなのですが、その手法は完全に万能ではありません。
というのは、マーケットごとにクセというものがあるからです。
同じ様なチャートに遭遇して「ここだ!」と思ってエントリーしたり、決済して利益を確定しても、ちょっとだけズレたエントリーや決済で、利益額も変わってくるものです。
もっと言えば、利益に近づくどころか、遠のいてしまって、損失に傾くことさえもあります。
これは、その時の相場の状況や雰囲気によるものという理由の他にも、この各投資商品のクセというものも存在します。
これを見抜くのは、相当トレード慣れをしていないと難しいでしょう。
ただし、トレード経験が比較的浅くても対応できることがあります。
それが、一つのチャートを見続けることです。
アレモコレモと浮気して見ていると、そのクセや変化には気づきにくいものです。
一つの商品や通貨ペアに絞って観察を続けていくようにしましょう。
他に見るチャートを増やしていくのは、一つで十分に利益が得られるようになってからで十分です。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
8月の終わりまでは、大きな急展開はないと見ています。
ですので、基本的にレンジ戦略です。
1650万円辺りをサポートにして、反発を狙っていくという感じです。
ただし、下落ブレイクはある程度出てくると思っていいでしょう。
飛び乗ってもいいですが、戻しもそれなりに出やすい状況ですので、そこには注意しておきたいところです。