仮想通貨(暗号資産)Decentralized Social(DESO)の特徴
最近は、Web3.0というのがキーワードになりつつあります。
現在のネットから新しいネットの形として定着するまで、さほど時間はかからないかと思います。
その中で、分散型のソーシャルメディアのプラットフォームは、今後必ず注目されてくるでしょう。
その一つに「Decentralized Social(DESO)」が挙げられます。
今回は、この「Decentralized Social(DESO)」について解説していきたいと思います。
Decentralized Social(DESO)のアウトライン
発行上限 | 約1000万枚 |
特徴 | 分散型のソーシャルメディアのプラットフォーム |
発行開始 | 2021年9月 |
Decentralized Social(DESO)は分散型のソーシャルメディアのプラットフォームで、ソーシャルメディアに特化したレイヤー1ブロックチェーンです。
他の分散型ソーシャルメディアと同様に、一つの企業がデータを管理保有するのではありません。
ブロックチェーン上で、誰もが自分のコンテンツを保有してソーシャルなつながりを作ります。
さらにその上で個人が活躍が可能なクリエイターエコシステムを実現しようとしています。
Decentralized Social(DESO)の特徴
Decentralized Social(DESO)の特徴を挙げていきます。
データの所有権と共有
データはユーザー全員で共有し、そのデータを取り扱いはアプリごとに委ねられています。
そしてユーザーは自分のデータ所有権を保持していて、気にいったアプリを選択できる自由が与えられています、
現在、DeSo財団が開発してる「Diamond」が有名なアプリですが、「Diamond」以外にもサードパーティーのDAppsを利用して、同じデータ、同じコンテンツを扱いながらも、個々のDApps独自の機能を体験することが可能です。
もしそのDAppsが気に入らなければ、Decentralized Social(DESO)上に作られた別のDAppsに乗り換えることが可能です。
コンテンツの価値の生成
コンテンツに価値を生み出すことが出来ます。
「いいね」と同様の感覚でコンテンツに対して、少額のチップ(ダイヤモンド)を送ることができます。
これにより、投稿されたコンテンツに対して小額ながらも金銭的な価値が生まれます。
また、Decentralized Social(DESO)のNFTの取り扱いは簡単で、単純なNFTならDiamondから投稿した記事・画像・動画などを、簡単にNFT化できます。
コンテンツの保存が低コスト
Decentralized Social(DESO)汎用的なブロックチェーンではなく、ソーシャルメディアを実現するために専用の設計がされています。
これにより、徹底的な低コストを目指しています。
通常の記事や投稿はもちろん、長文や画像、それらのNFT化についても、ガス代を気にしなくてもよいようになっています。
Decentralized Social(DESO)の今後
Decentralized Social(DESO)の将来性について挙げておきたいと思います。
コミュニティの盛り上がりがある
Decentralized Social(DESO)に参加しているユーザーは、世界各国におり、ソフトウェア開発者・写真家・ライター・ミュージシャン・NFTクリエイターなどが現時点では多いです。
コミュニティ自体が成熟した感じがあり、良質なコンテンツに出会えます。
他のソーシャルメディアからの段階的移行
X(旧Twitter)の同期が段階的に行われ、今後はInstagramやLinkedInとの同期も予定しています。
これにより、コンテンツの完全な所有とアプリの共有体験が可能になっています。
今後も他のソーシャルメディアとの連携も進んでくることでしょう。