仮想通貨(暗号資産)ヴィーナス(XVS)の特徴
仮想通貨(暗号資産)の中でもDeFiサービスは玉石混交というような状態になっています。
どれがいい・悪いという目利きは中々難しかったりするものです。
その中で、レンディングに特化したDeFiサービスがあります。
それが、「ヴィーナス(XVS)」です。
今回は、この「ヴィーナス(XVS)」について解説していきたいと思います。
ヴィーナス(XVS)のアウトライン
発行上限 | 3000万枚 |
特徴 | BSC上に構築されたレンディング特化のDeFi |
発行開始 | 2020年11月 |
Venus Protocolはバイナンス・スマート・チェーン(BSC)上のレンディングプラットフォームです。
XVSトークンはガバナンストークンとして発行されています。
多くのDEXでは、仮想通貨(暗号資産)の取引・ステーキングサービス・ファーミングなどのユーザーが保有する仮想通貨(暗号資産)を運用するサービスが主です。
そのような中、Venus Protocolでは、レンディングに特化していることが特徴になります。
ヴィーナス(XVS)の特徴
ヴィーナス(XVS)の特徴を挙げていきます。
レンディングサービスの強化
Venus Protocolはレンディングに強みを持っています。
他のレンディングサービスと異なっているのが、ガバナンストークンのXVSトークンもリターンとして受け取れることです。
通常の仮想通貨(暗号資産)の利回りの他に加えて、XVSトークンも入手出来るということです。
このことで、より効率の良い運用が可能になっています。
預けた仮想通貨(暗号資産)を担保に借り入れが可能
ヴィーナス(XVS)では、預けた仮想通貨(暗号資産)を担保にして借り入れが出来ます。
その割合が、預けた仮想通貨(暗号資産)の最大60%まで借りることが可能です。
このようなサービスも他にもあるのですが、他と異なっているのが、借り手にもXVSトークンを入手出来ることです。
これにより、借入時の利息をXVSトークンで相殺する可能性もあります。
ステーブルコインの発行
ヴィーナス(XVS)では、独自のステーブルコインのVAIが発行出来ます。
VAIは米ドルとの連動を目標としているため、1VAI=1ドルになるように設定されています。
発行したVAIは借りても利息が付きませんし、通貨を保有する対価として報酬を得るステーキング、仮想通貨(暗号資産)を預けてサービスに流動性を与えるイールドファーミングなどに活用が出来ます。
ヴィーナス(XVS)の今後
ヴィーナス(XVS)の将来性について挙げておきたいと思います。
バイナンスの出資で安全性が高い
Venus Protocolは仮想通貨(暗号資産)の大手取引所のバイナンスが出資しているプロジェクトのため安全性が高いです。
ブロックチェーンサイバーセキュリティー企業の「Certik」によりセキュリテイ保護を受けています。
「Certik」はバイナンスやゴールドマンサックスも出資する仮想通貨(暗号資産)のセキュリティ企業で、多くの仮想通貨(暗号資産)のプロジェクトと提携しています。
運用の効率化を図れる
上記でも挙げたように、付与されるXVSトークンやVAIトークンも増やすことが出来て、仮想通貨(暗号資産)を売ることなく運用が可能になっています。
BSCでのファーミングは利回りが高い傾向がありますので、今後も期待できるサービスと言えるでしょう。