仮想通貨(暗号資産)TraderJoe(JOE)の特徴
DEX(分散が取引所)は、まだCEX(中央集権型取引所)に取って代わるほどではありませんが、今後は確実にユーザーが増えてくることでしょう。
その中で注目されているDEXの一つに「TraderJoe」があります。
今回は、「TraderJoe」について解説していきたいと思います。
TraderJoe(JOE)のアウトライン
発行上限 | 5億枚 |
特徴 | アバランチベースのDEX |
発行開始 | 2021年6月 |
JOEは、アバランチネットワーク上に構築されたDEXの「Trader Joe」の独自トークンです。
DEXのメインの機能であるトークンの交換だけでなく、ステーキングやレンディング等様々な機能が搭載されています。
農場をイメージした可愛らしいイラストが印象的なプラットフォームで、親しみやすく温もりを感じさせる作りとなっています。
TraderJoe(JOE)の特徴
TraderJoe(JOE)の特徴を挙げていきます。
マルチチェーンに対応している
DAppsでは新しいブロックチェーンのユーザーの要望を満たすようなマルチチェーンのシステムが必要とされてきています。
イーサリアムブロックチェーン上のDEXである「ユニスワップ」では、ポリゴン・アービトラム、オプティミズムのブロックチェーンに対応しています。
Trader Joeはマルチチェーンに対応可能で、基盤とするアバランチのほか、アービトラム、BNB、イーサリアムのブロックチェーンにも対応しています。
プラットフォームの使い勝手が良い
Trader Joeではユーザーが使いやすいプラットフォームを目指していて、DeFi機能がワンストップで利用できるように構築されています。
専用アプリをインストールする必要がなく、全てブラウザ上での操作で完結し、専用のウォレットの必要性もありません。
DeFi機能を有するプラットフォームは多くありますが、トークンの種類が少なかったり、分散化が不完全であると言うような拡張性の低さで、ユーザーの使い勝手が悪いものもあります。
Trader Joeは自由度の高いDeFi機能の提供やコミュニティの改善に努めています。
TraderJoe(JOE)の今後
TraderJoe(JOE)の将来性について挙げておきたいと思います。
開発のスピードが早い
すでにTrader Joeでは6つのDeFi機能が利用できます。
スピード感と共に、セキュリティについても重要視しており、スピーディで安全な開発をモットーに取り組んでいます。
- 取引所機能
- プール機能
- ステーキング機能
- ファーミング機能
- レンディング機能
- ローンチ機能
マルチチェーンへの期待
Trader Joeは他のDEXと比較するとシェア率は低く、今後のユーザー数の伸びしろは充分にあります。
日本で有名なDEXには、イーサリアムのユニスワップ・スシスワップ、BNBのパンケーキスワップがあります。
アバランチの代表的なDEXのTrader Joeは、まだまだシェア率が低い状態で、アバランチの普及とともに広がりを見せていくと推測されます。
特にマルチチェーン対応で、ユーザー数の多いイーサリアムブロックチェーンにも対応し始めたことを考えれば、ユーザー数は増えていくことでしょう。