仮想通貨(暗号資産)プンディエックス(PundiX/PUNDIX)の特徴
仮想通貨(暗号資産)には様々な機能がありますが、本来の通貨としての機能を便利にするものもあります。
特に支払いに関して仮想通貨(暗号資産)を使った、決済をより簡単に行えるようにする目的を持ったのが、「プンディエックス(PundiX/PUNDIX)」です。
今回は、この「プンディエックス(PundiX/PUNDIX)」について解説していきたいと思います。
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)のアウトライン
発行上限 | 約2億6000万枚 |
特徴 | 決済手段として使われるためのプロジェクト |
発行開始 | 2021年7月 |
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)は仮想通貨(暗号資産)を使った決済をより簡単にするためのプロジェクトです。
特にこのプロジェクトでは、加盟店が最小限のコストで仮想通貨(暗号資産)の決済を受け入れ、既存の決済システムとの統合を可能にするために、必要なインフラとツールを提供することに重点を置いています。
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)の特徴
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)の特徴を挙げていきます。
支払いに特化している
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)は、仮想通貨(暗号資産)の決済の普及を促進するために開発されたものです。
そのため、支払いに特化しているのが大きな特徴となります。
この技術を実現しているのは、POS(販売時点情報管理)システムです。
POSは今では当たり前のシステムで、商品が売れた時間・種類・場所などのデータが計測できるシステムです。
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)では、このPOSシステムをブロックチェーンで管理出来て、決済の自動化も可能になっています。
導入店舗や支払いユーザーに利益を還元
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)では、店舗側に対して売り上げの1%を還元しています。
これは決済デバイスの「XPOS」を使って仮想通貨(暗号資産)の決済が成立すると、「Pundi X」が売り上げの1%を提供する仕組みになっています。
また、支払ったユーザーはプンディエックス(PundiX/PUNDIX)で支払いを行なうと、次回の買い物でキャッシュバックを受けられます。
店側もリピーターを確保でき、支払い側もキャッシュバックを受けら得れることにより、双方にメリットがある仕組みができあがっています。
決済デバイスやアプリも普及し始めている
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)では、仮想通貨(暗号資産)の決済のデバイスやアプリなども開発して、その普及にも力を入れています。
店舗で仮想通貨(暗号資産)決済に使うデバイス「XPOS」と、仮想通貨(暗号資産)決済用のカード「XPASS」、ユーザー用の仮想通貨(暗号資産)ウォレット「XWallet」などです。
店舗側はレジの横に設置するだけで大丈夫になっています。
手数料や維持費用が不要なので、購入代金のみで導入可能になっているのも利点です。
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)の今後
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)の将来性について挙げておきたいと思います。
導入店舗側のメリットが大きい
仮想通貨(暗号資産)決済は少しずつ増えていくとは思いますが、その普及はXPOSにあるとも言えます。
決済導入での障壁は、手数料やランニングコストです。
XPOSの場合、端末は買い切りで、手数料が取られるのではなく、還元されるということで店側にデメリットはありません。
そういう意味では、普及を待つだけという感じではあります。
また、QR決済のようにスマホやカードをかざすだけで決済が可能になっており、利便性も追い風になってきそうです。
カスタマイズ性が高いブロックチェーン
プンディエックス(PundiX/PUNDIX)では、プラットフォーム上でのアプリ開発を容易にするために、「Function X」と呼ばれる独自のブロックチェーンを採用しています。
「Function X」はカスタマイズ性の高いブロックチェーンであり、容易に拡張出来てハードウェアには一切依存していない特徴を有しています。