ビットコイン相場12月1日~12月7日の動き

ビットコイン相場12月1日~12月7日の動き

ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。

チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。

定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。

なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。

ビットコインの11月24日~11月30日の推移を振り返る

レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約170万円と動きが出てきました。

始値から急落し下落が進み、底を打ってから反転上昇しています。

その後急騰のようになり、始値辺りに戻して軽く揉み合った後、再度上昇しましたが、高値更新はあまり強くなく、天井を打った形で下落トレンドとなっています。

その後、上昇幅の半値ぐらいで小さく揉み合って、少し乱高下して終値を迎えています。

この週も基本的にテクニカルは機能しています。

始値の急落から下げ止まるまでですが、転換サインとしての下影陰線の出現で転換しています。

特に1本目は上昇転換に失敗したものの、1本目より大きい2本目が出たことによって、上昇は確実なものになりました。

そして、完全なシンクロとはいきませんが、急落した時と似たような形で上昇し、始値付近で揉み合っています。

ここらへんもターゲットが付けやすかったトレードが出来たことでしょう。

高値付近では、ダブルトップが出現して下落を示唆していました。

どこまで下落するかは難しいところですが、急騰時の切れ目や上昇分の半値付近という目安をつけていれば、それほど右往左往ということはないはずです。

終値の乱高下もダブルトップのネックライン辺りがレジスタンスラインになり、下げ止まりや前半の急騰の始値辺りがサポートラインになっています。

このように節目節目でキレイに機能しているので、わかりやすい1週間であったかと思います。

ただ、ローソク足やチャートパターンはお手本どおりに出現するわけではありません。

大抵は、崩れた形状の出現や変形となって表れてくるものです。

ビットコイン相場のこれからの展開予想

2週に続きレンジ展開だったので、そろそろ大きめのトレンドを見てみたいところです。

サポートライン1280万円、レジスタンスライン1470万円として、このレンジを見ながらサポレジを意識しています。

上方・下方共にブレイクしてくれば、大きなトレンドが発生しそうです。

年の瀬いよいよ本番になってきますので、油断せずにマーケットに対峙していきたいところです。