ビットコイン相場6月2日~6月8日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの6月2日~6月8日の推移を振り返る
では、6月2日~6月8日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約100万円とまあまあの動きになりました。
ほぼターゲットライン近く辺りまできてから切り返してきました。
この切り返しはキレイな「行って来い」のような状態になっています。
ポイントは、この時の下降時間と上昇時間の経過です。
下落時のローソク足の本数と上昇時のローソク足の本数が違うのが分かるでしょうか?
このように、下落のスピードは速く上昇のスピードは遅くなるのが通常です。
ただし、例外もかなりあり、確実に狙えるようなものでもありません。
特に最近のトランプ相場では、逆の傾向もよく見られます。
また、全体の市場が上昇傾向、長期の時間軸で上昇トレンドを描いている時は、下降スピードが遅く上昇スピードが速いという動向が見られます。
この辺はしっかりと抑えておきたいところです。
また、今に始まったことではありませんが、指標発表でマーケットは乱高下しています。
ファンダメンタルズを読み解くコツは、全体の流れです。
中長期的なトレンドと、最近の指標の方向性です。
さらに市場予想と同一方向なのか、反するタイミングなのかというのを推察していきます。
ただ、このファンダメンタルズの予想は、朝のワイドショー並みの、その日の占い的なものでもありますので、基本はテクニカル中心に見ていきましょう。
ファンダメンタルズは、現在どのような動きがトレンドになっているか、ということがわかっていれば基本的には十分です。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
急落から戻してきて、大した下落がないところを見ると、上昇を考えるのが筋です。
最高値の1620万円を目指すかどうかに注目です。
そこまで到達しなくても、1600万円台に乗るかどうかは注視していきましょう。
引き続き急落には注意で、1480万円台のサポートが破られるのかどうかは警戒が必要です。
ここを下にブレイクするとなると、一気に下落が進みそうです。
逆にチャンスでもありますので、タイミングよく仕掛けられれば利益が出せそうです。