ビットコイン相場5月26日~6月1日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの5月26日~6月1日の推移を振り返る
では、5月26日~6月1日のチャートを見てみましょう。

下落転換となりました。
最大上下幅は、約110万円とソコソコの動きでした。
不安定なレンジから下落転換が起こり、ターゲットラインの1520万円をこなしていきました。
その後、そのゾーンで揉み合った後に、次のターゲットの1500万円割れまで下がり、反転してきて終値を迎えています。
先週は特筆すべきことは特にありません。
しっかりとテクニカルが機能しています。
前半での長めのヒゲが出た足は意識されて、下落した際に下げ止まりの目標となっています。
サポートラインとしてはそれほど強く機能せずに、抜けてからのレジスタンスラインとして一役買いました。
その後1500万円割れからの上昇がありましたが、同じゾーンで、やはりレジスタンスゾーンとして1520万円前後の役目を果たしています。
このように、ラインやゾーンは、一回抜けると反対の役目をすることがあります。
この逆の上昇時のレジスタンスラインは、抜けてくればサポートラインに変わるということです。
私が得意とするライントレードでは、その役割が終わったと思っても、しばらく残しておくことで、再度機能するケースがよくあります。
インジケーターによっては、基本的な使い方というものがありますが、オリジナルの応用的な使い方、他のインジケーターと組み合わせてトレーダー独自の分析方法というのも無限に存在します。
自身に合う分析方法を見つけることもトレードの安定に繋がるので、しっかりと学習していきたいものです。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
今週は、少し様子見をしたいです。
日足レベルでは、まだ高値ゾーン圏内であり、これから下落するのか、高値更新をするのか判断がつきません。
ファンダメンタルズ的にはそれほど強いというわけではないので、上昇の可能性は低いのですが、それでも決めつけはやめておきましょう。
何が起こるかわからないのが相場です。
下落が大きく進めば1420万円辺りまで見れます。
買いは細かい利食いでトレードしていく心構えでいきましょう。