ビットコイン相場5月19日~5月25日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの5月19日~5月25日の推移を振り返る
では、5月19日~5月25日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約130万円と通常辺りの振れ幅となっています。
始値からは下落しましたが、そこがこの週の安値となり、その後は上昇しています。
始値辺りで揉み合い、乱高下してからは上放れしていく感じになりました。
ヘッド・アンド・ショルダーを形成して下落し、乱高下したあたりで揉み合い、そこからレンジ推移になっています。
テクニカルが意識された1週間ではありました。
中盤で見せたヘッド・アンド・ショルダーは、キレイなチャートパターンとして出現しました。
このような、お手本のような形状は珍しいことです。
チャートパターンの通常の解説では、わかりやすいものが紹介されますが、実際リアルタイムでチャートを見ていると、わかりやすいチャートはそれほど出てはきません。
変形パターンがほとんどと言ってもいいでしょう。
なぜならば、キレイなチャートパターンというのは、誰もがエントリーと決済を定めやすくなるからです。
相場は簡単な動きが連続するほど甘くはありません。
普段は、「この動きは例のチャートパターンか?」「ダマシなのか?」
と疑心暗鬼になるような推移が多いものです。
まずは、多くのチャートを観察してその感覚を掴むようにしていきましょう。
ある程度見極めが出来るようになれば、後はエントリーと決済を繰り返すだけです。
この時に注意したいのが、リアルタイムの動きに惑わされることです。
トレードの方針を固めた後に揺さぶりのような動きに弱気になり、つい方針転換をしまったりします。
それが功を奏することもありますが、まずは、「初志貫徹」でトレードしてみます。
その後マイナスになれば、反省と検証を繰り返していき、精度を高めていきます。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
日足などの長めのローソク足では上昇の勢いが弱まってきている感じがします。
ちょっとショートを狙ってみたいです。
ターゲットは1520万円辺りを定めていきます。
その後、更に下落するようならば、1500万円を割るか割らないかのところに目標を入れていきます。
上昇は直近の高値1610万円をどうこなしていくかですが、あまり高いところで買いたくないところです。
高値づかみには注意してトレードしていきましょう。