ビットコイン相場5月5日~5月11日の動き

ビットコイン相場5月5日~5月11日の動き

ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。

チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。

定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。

なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。

ビットコインの5月5日~5月11日の推移を振り返る

では、5月5日~5月11日のチャートを見てみましょう。

上昇転換となりました。

下落をにおわせるようなレンジ展開から、一本の長目のローソク足の出現、そこから揉み合い上昇トレンドなりました。

その後は揉み合い細かいレンジ推移となっています。

最大上下幅は、約190万円と大きな値幅となっています。

ただ、細かいレンジが多く、レンジでの勝負が出来ないと、金曜日のみのトレンドを狙うしかありませんでした。

では、レンジを狙えばいいかと思いますが、実はレンジ・トレンド共にトレードで狙っていくのは、そう簡単ではありません。

メインがトレンド手法の場合、どうしてもトレンド目線でチャートを追っていくので、レンジでもトレンドに見えてしまうことがあります。

逆にメイン手法がレンジである場合、トレンドが出ているのにレンジ手法でのエントリーをしてしまいがちになります。

どうしてもどちらかの色眼鏡で見ることが多くなり、それが利益を削ってしまったり、損失を出してしまうキッカケになってしまうのです。

この部分は十分に注意したいところです。

トレードに慣れていなければ、まずはトレンドを狙うのかレンジを狙うのか、どちらかハッキリとさせておいて、

「自分のロジックの異なる相場では手を出さない」

ということの練習もするべきでしょう。

エントリーするだけがトレードではないことも認識しておきましょう。

ビットコイン相場のこれからの展開予想

4月の上旬頃から上昇へのトレンド転換が起こっています。

今週到達とはいかないまでも、再度最高値を目指す展開になってくるかも知れません。

となると、直近の目標レートは1610万円辺りと見ています。

ただし、そう簡単に到達ということでもないような気もしますし、トランプ相場のリスクはまだまだ継続していますので、楽観視はしないほうがよいでしょう。

一方、下落は1420万円まで見ておきます。