ビットコイン相場11月11日~11月17日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの11月11日~11月17日の推移を振り返る
では、11月11日~11月17日のチャートを見てみましょう。
1週間を1時間足で表示させています。
上昇転換となりました。
先週は1200万円でビックリしましたが、さらにその後も伸びて1400万円台突入です。
1400万円到達直前で振り落とされた場面が上チャートでありましたが、ここで買えるかと言うと、そう簡単には買えないでしょう。
最高値の考え方ですが、どこまで伸びるかどうか、高値を超えてしまうと、実はわからないものです。
これは、過去に付けたレートが無く、参考にする値が皆無であるために分析が出来にくいからです。
例として言えば、ここ数年の円安ドル高のように、青天井のように上昇が進み、急激に落下するような動きが出るという感じです。
引き続き200万円超えのボラティリティーとなっており、素人は手を出しにくい相場になりました。
勝手に上昇しているのだから、深く考えないで買っていればいいのではとも思うかもしれませんが、乗り遅れた買いになると、ポジションは取り残されてしまいます。
そうなると、損切りも難しくなり、値幅が大きい仮想通貨(暗号資産)市場では、切るに切れない状況となることが予想されます。
結果、相場から退場せざるえないということになるのです。
ですので、こういう場面では、損切りを明確に、そして、あまり欲張らずに乗っていくというスタンスが重要です。
いつまでも上昇する相場は絶対にないということは肝に命じておきたいところです。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
とは言うものの、それなりに値は延ばしていき、1500万円近くまでは向かうとは思います。
ここらへんはキリのいい数字なので、揉み合いも起こりやすく、乱高下必至と見ます。
後半の値幅が小さく推移しているのも気になります。
また、爆発的な上昇も考えられ、1500万円を一気に抜けていく可能性も考えておきたいです。
ただ、その場合、揺り戻しは必ず起こり、一旦は1500万円を超えても、割ってきそうな気配もあります。
とにかく1500万円に近くなったときには、十分に注意してトレードするようにしておきましょう。
一方、下落に転じた場合は、1200万円台までは考えてもいいです。
ただし、強い下落やトレンドが出なければ、仕掛けるのは控えておいたほうが無難です。