ビットコイン相場10月28日~11月3日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの10月28日~11月3日の推移を振り返る
では、10月28日~11月3日のチャートを見てみましょう。
1週間を1時間足で表示させています。
1週間を通してはレンジ推移でしたが、その動きはブロックごとに別れているような感じでした。
前半の上昇による1100万円の突破→高値圏での細かいレンジ→その後下落→ダマシが出ながらのレンジ、という感じです。
最高値更新で1130万円ぐらいまで一気に上昇していきましたが、さすがに落とされています。
高値更新や安値更新というのは、順調に上昇・下降している時は、比較的簡単に利益を上げやすいのですが、一旦ピークや底をつけると、ダマシが頻発しやすいものです。
今回も下落気味のレンジから長めのローソク足で再度高値をチャレンジしている場面、下落小休止からの上昇の場面、最後に下落を示唆しそうな展開から再度元のレンジに戻る場面が見られました。
個人的な感覚ですが、FXより仮想通貨(暗号資産)の方がこのようなケースが多いような気がします。
トレードはわかりやすいところで行うというのは鉄則ですので、これを守って継続していくことが、利益を積み重ねられる近道となります。
ただ、どうしてもチャートの監視中というのは、トレードがやりたくなるもので、ついつい根拠のないエントリーをしがちになります。
チャンスは必ずやってきますから、その時まで待つということも重要な要素であることを認識すべきでしょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
今週はチャートに影響を大きく与えそうなイベントがやってきます。
そうです、アメリカの大統領選です。
4年に一回の大イベントですので、先週とは比べ物にならないような乱高下や大きなトレンドが出てきそうです。
780万円~1100万円という週足の直近高値・安値を意識しておくといいと思います。
ここまで動くかという感じもありますが、それぐらいアメリカの大統領選はビッグイベントであることを認識しておきましょう。
トレンドが出ても早合点しないでワンテンポ遅れてからエントリーするぐらいでちょうどいいような気もします。
大乱高下に巻き込まれるとかなり戦局が苦しくなるので、この1週間はトレードしないという選択の方を推奨します。