仮想通貨(暗号資産)チリーズ(CHZ)の特徴
「チリーズ(CHZ)」は、海外サッカーなどのスポーツチームとそのファンをつなぐ交流を、ブロックチェーンの技術で活性化させることを目的としたプロジェクトと、そのプロジェクトで使用される仮想通貨(暗号資産)の名称です。
「ファントークン」と言われている通貨でもあり、ファンビジネスの新しい形態として注目されています。
今回はこの「チリーズ(CHZ)」について解説していきたいと思います。
チリーズ(CHZ)のアウトライン
発行上限 | 約8.9億枚 |
特徴 | ファントークン |
発行開始 | 2019年 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・オーソリティー |
チリーズは、スポーツクラブとファンたちの交流を、ブロックチェーン技術を利用して活性化させることを目的としたプロジェクトです。
独自のブロックチェーン「チリーズブロックチェーン」を生成しています。
チリーズと提携したクラブチームは、チリーズブロックチェーン上に「ファントークン」を発行し、ファンに売却することで、運営資金を調達できます。
ファントークンを購入したファンには、選手と会うことや特別なイベントに参加できたり、サイン入りのユニフォームなどのアイテムを手に入れることが出来る他、ユニフォームデザインを決めるための投票権のようなインセンティブが与えられます。
チリーズ(CHZ)の特徴
チリーズの特徴を挙げていきます。
クラブチームの運営に参加できる
ファントークンはクラブチームが行う意思決定の参加ができる投票券になります。
その内容は、ユニフォームのデザインや入場曲、なんと試合のフォーメーションまで行われています。
トークンの保有量が多ければ、それだけチームに与える影響力も強まります。
また、ファントークンとクラブ限定の限定グッズを交換できる機能も存在しています。
ファントークンは消滅しない
一度手に入れたファントークンは消滅をしません。
投票したり、サービスを受けても消滅しないのです。
消費されないことで、コツコツと貯めることが出来、長くクラブチームとの関わりあいが持てるようになります。
クラブNFTの配布
ファントークンを保有することで、クラブ限定のNFTなどがもらえることがあります。
さらに「ライブinゲーム」というイベントで、試合の重要な場面でNFTが作成され、試合結果を正しく予測したファントークン保持者に、そのNFTが配布される仕組みのエアドロップを行ったりします。
様々な使用法でクラブチームイベントも盛り上がり、チリーズの価格の上昇にも繋がったりしています。
チリーズ(CHZ)の今後
チリーズの将来性について挙げておきたいと思います。
すでに提携しているクラブチームが多い
チリーズは、すでに多くのトップクラブチームと提携しています。
サッカーを始め、バスケットボール、格闘技・テニス・アメリカンフットボール・レーシング・クリケット・eスポーツなどと分野も多彩です。
- FCバルセロナ(スペイン)
- アトレティコ・マドリード(スペイン)
- パリ・サンジェルマンFC(フランス)
- ユベントスFC(イタリア)
- ASローマ(イタリア)他
- シカゴ・ブルズ
- ロサンゼルス・レイカーズ
- フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
- ボストン・セルティックス他
- UFC(アメリカ)
- PFL(アメリカ)
- OG
- Team Alliance
- Team Heretics
- Natus Vincere 他
アメリカへのマーケット進出
上記のスポーツで挙げたように、多岐にわたるスポーツに進出していますが、最近は、アメリカの主要プロスポーツ(野球・バスケットボール・アメリカンフットボール・アイスホッケー)に進出しています。
ヨーロッパ中心のユーザーだけでなくアメリカを巻き込むことで、さらに需要と供給が伸びると推測されます。
ビッグイベントに伴う需要
クラブチームがスポットを浴びるチリーズですが、実はナショナルチームのサッカーのイタリア代表やアルゼンチン代表もファントークンを発行しています。
ワールドカップ前後には注目度が増し、需要拡大が望めそうな勢いです。