暗号資産DeXe(DEXE)の特徴

暗号資産DeXe(DEXE)の特徴

投資先として市場があり、有名なものは、日本では株式がダントツですが、その他にも為替、商品先物など数多くの投資先が存在しています。

暗号資産は若いマーケットですが、長くホールドするだけでなく、短期~中期で売買するデイトレーダーも多いものです。

暗号資産プロジェクトの中でも、資産運用に特化したものが、「DeXe(DEXE)」です。

今回は、この「DeXe(DEXE)」について解説していきたいと思います。

DeXe(DEXE)のアウトライン

発行上限約9650万枚
特徴資産運用に特化した分散型プラットフォーム
発行開始2020年10月

DeXe(DEXE)は、トレーダー・投資家・ブロックチェーン開発者を繋ぐ、ソーシャルトレーディングおよび資産運用に特化した分散型プラットフォームです。

プロのトレーダーの優れた戦略を他のユーザーが真似できる「コピートレーディング」の仕組みを、DeFiを使って提供しています。

私も為替でプロトレーダーとして長年プレイヤーとして活動していますが、トレードは、資格もいらず、プロもアマも関係ない非常にシビアな世界です。

そのスキルを得るにはなかなかの経験が必要です。

DeXe(DEXE)では、プロのトレーダーの戦略を他の投資家が自動でコピーできる環境を提供し、暗号資産投資の参入のハードルを低くしていると言えるでしょう。

DeXe(DEXE)の特徴

DeXe(DEXE)の特徴を挙げていきます。

分散型コピートレーディング機能

投資家は、プラットフォームに登録されているプロのトレーダーの運用戦略を選択して、その取引を自分のウォレットで自動的にコピーすることができます。

トレーダーの過去の運用成績やリスクレベルなどのデータは、ブロックチェーン上に記録されていて、改ざん不能で透明性の高い形で公開されています。

これによって、投資家は信頼できるトレーダーを選べます。

投資家は運用益の一部を報酬としてトレーダーに支払います。

この報酬の分配もスマートコントラクトによって自動的かつ公正に行われています。

非管理者型の資産管理

従来の中央集権型取引所(CEX)と異なり、DeXeでは投資家の資金はプラットフォームに預けられるのではなく、ユーザー自身のウォレットに常に保持されます。

資産の管理をユーザー自身が行うため、プラットフォームのハッキングや運営元の倒産といった中央集権型取引所の特有のリスクを排除できます。

資金の移動や取引の実行は、信頼性の高いスマートコントラクトによって自動化されています。トレーダーは、投資家の資金を当たり前ですが、勝手に引き出すことはできません。

DeXe(DEXE)の今後

DeXe(DEXE)の将来性について挙げておきたいと思います。

マルチチェーン対応

イーサリアム、BNB等、複数の異なるブロックチェーンネットワークに対応しており、ユーザーは様々なチェーン上の資産と取引にアクセスできるマルチチェーン機能を搭載しています。

これによって、多くの投資機会を得ることが出来るようになっています。

分散型ソーシャルトレーディング市場の成長

専門的な知識を持たない一般の投資家が、プロのトレーダーの戦略を簡単にコピーし、自動運用できるプラットフォームに対する需要は、DeFi市場の成熟とともに高まる可能性があります。

また、トレーダーの実績をブロックチェーン上で透明化し、自己管理型の仕組みを提供しているため、従来の集中型プラットフォームよりも高い信頼性があるとして認知されるでしょう。