仮想通貨(暗号資産)Saga(SAGA)の特徴

仮想通貨(暗号資産)Saga(SAGA)の特徴

ブロックチェーンの開発は、近年までアプリのためのブロックチェーンの構築サービスを提供するだけのプロジェクトが多かったのですが、最近は、エコシステムとしてのコンセプトを明確に打ち出すようなプロジェクトが多くなってきたような感じがあります。

その中で、注目されてきているのが、「Saga(SAGA)」です。

今回は、この「Saga(SAGA)」について解説していきたいと思います。

Saga(SAGA)のアウトライン

発行上限10億枚
特徴Web3.0ゲーミングプロトコルとレイヤー1ネットワーク
発行開始2024年4月

Saga(SAGA)は、Cosmos SDKをベースとしたWeb3.0ゲームプロトコルとレイヤー1ネットワークです。

開発者がWeb3.0のアプリの要求を満たすために、必要なツールを提供することを目指しており、そのためのWeb3.0の実装をサポートしています。

簡単にブロックチェーンをローンチが出来て、Saga(SAGA)では、このブロックチェーンを「Chainlets(チェーンレット)」と呼んでいます。

Chainletコンセプトとチェーン間のセキュリティメカニズムを通じて、開発者にツールとサポートを提供し、ゲームとエンターテインメントの分野におけるブロックチェーン技術の応用と発展の促進を目指しています。

Saga(SAGA)の特徴

Saga(SAGA)の特徴を挙げていきます。

Web3.0プロジェクトの簡単なローンチ

Saga(SAGA)は、開発者向けのプラットフォームであり、簡単にブロックチェーンをローンチすることが可能になっています。

Web3.0の開発者の夢を形にしていくことをテーマに挙げて、開発者向けに様々なツールを提供しています。

ゲームやエンターテインメントでの活用

ネットワークのスケーラビリティ、ガス代の高騰に対応することで、特にゲームやエンターテインメントの分野での活用に力を入れています。

このような技術は、様々なアプリを開発する上で有利な点と言えるでしょう。

インターチェーンセキュリティ

Saga(SAGA)はブロックチェーンの作成だけでなく、セキュリティの包括的なソースとしても存在しています。

Chainlets(チェーンレット)はCosmos SDKのプラットフォーム上で実行されるだけでなく、ブロックのセキュリティの検証・確保を行っています。

Saga(SAGA)の今後

Saga(SAGA)の将来性について挙げておきたいと思います。

エコシステムとの連携の強化

Saga(SAGA)ではエコシステムとの連携を強化し、多くのユーザーのニーズに応えられるように、協業を通じて経済的、社会的価値を生み出す改善と進化を継続しています。

Saga Originsの立ち上げ

Saga(SAGA)では最高品質のゲームをマーケットに投入することを目的に、ゲーム配信に特化した部門の「Saga Origins」を立ち上げています。

興味深いシナリオ、極上の配信サービスを提供して、ゲーム開発者等に、斬新なアイデアをプレイ可能なゲームとして必要なリソースの提供を目指しています。

有力ブロックチェーンとの提携

Saga(SAGA)では、ポリゴン・アバランチ等の有力なブロックチェーンと提携しています。

これらのブロックチェーンは、Saga(SAGA)のChainlets(チェーンレット)を活用してインフラ機能の拡張を目指しています。

20億近い資金調達に成功

Saga(SAGA)の運営において、これまでに約20億円ほどの資金調達に成功しています。

提携チェーンのポリゴンや、半導体大手やスマホで有名なサムスンからも出資を受けています。