仮想通貨(暗号資産)Standard Tokenization Protocol(STPT)の特徴
セキュリティートークンを用いた資金調達のSTOは、新たな資金調達方法として注目を集めています。
従来のICOより安全性が高くこれからも増えていきそうな方法になります。
「Standard Tokenization Protocol(STPT)」はこのSTOに特化したプロジェクトの1つです。
今回は、この「Standard Tokenization Protocol(STPT)」について解説していきたいと思います。
Standard Tokenization Protocol(STPT)のアウトライン
発行上限 | 約19億枚 |
特徴 | 資産のトークン化を目的としたプラットフォーム |
発行開始 | 2019年6月 |
Standard Tokenization Protocolは、STO(Security Token Offering)に特化した仮想通貨(暗号資産)のプロジェクトの1つです。
株式や債券など、すでに存在する様々な資産をセキュリティートークンの形で発行することができます。
これにより、ERC-20トークンの形で、簡単に資産が取引・保管できたり、安い手数料で取引できて、セキュリティトークンを担保として、別の仮想通貨(暗号資産)を借りることが可能です。
最終的に、国家の規制をクリアした仮想通貨(暗号資産)のプラットフォームになることを目指しています。
Standard Tokenization Protocol(STPT)の特徴
Standard Tokenization Protocol(STPT)の特徴を挙げていきます。
オープンソースプロジェクト
Standard Tokenization Protocol(STPT)は、全ての規制に則った資産のトークン化オープンソースプロジェクトです。
STPTで発行されたトークンは、他のブロックチェーンのプラットフォーム間での転送が出来るので、資産を簡単に移すことが可能です。
セキュリティートークンの発行
Standard Tokenization Protocol(STPT)は株式・債権・不動産などの資産をセキュリティートークンの形式で発行が可能になっています。
セキュリティートークンとして発行するメリットとして、
- ERC-20トークンの形で、簡単に資産が取引・保管出来る
- 手数料が安い
- セキュリティトークンに配当権を与えて、自動的に配当が可能
- セキュリティトークンを担保として、別の仮想通貨(暗号資産)を借りられる
というようなことが出来るようになり、活用度が広がります。
Standard Tokenization Protocol(STPT)の今後
Standard Tokenization Protocol(STPT)の将来性について挙げておきたいと思います。
資産トークン化の可能性と需要増
Standard Tokenization Protocol(STPT)は資産をトークン化するプラットフォームですから、その可能性はかなり広がります。
既存の様々な資産をトークンに換えて、自由度の高いトレードが可能になっています。
例として、不動産の所有権のトークン化でトークン分配率で賃貸収入を得たり、株式の一部をトークン化して、保有数に応じて分配金を付与したり、活用度は上がり、さらにこれらは24時間365日取引が出来るようになります。
様々な資産のトークン化でこれまで手を出しにくかった投資も簡単になり、投資家の参入も期待できるでしょう。