仮想通貨(暗号資産)JUST(JST)の特徴
ビットコインを始めとした仮想通貨(暗号資産)全体のムーブメントから次にDeFiブームが起きました。
今まで数々のDeFiプロトコルが開発され発表されているのですが、次世代のDeFiプロトコルと期待されている一つが、「JUST(JST)」です。
今回は、この「JUST(JST)」について解説していきたいと思います。
JUST(JST)のアウトライン
発行上限 | 99億枚 |
特徴 | トロンブロックチェーン上のDeFiプロトコル |
発行開始 | 2020年5月 |
コンセンサスアルゴリズム | デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク |
JUST(JST)は、分散型のステーブルコインの貸付プラットフォームとしての機能をメインとした、トロンブロックチェーン上で開発されている、色々な機能が実装されたDeFiのエコシステムです。
次世代のDeFiプロトコルと呼ばれていて、様々なユースケースに対応したプラットフォームになることを目的としています。
JUST(JST)の特徴
JUST(JST)の特徴を挙げていきます。
5大機能を持つ
レンディングやステーブルコインの発行など、一つのサービスに特化したDeFiプロトコルは多く存在しますが、JUST(JST)では色々なユースケースに対応するために、次記の5大機能を実装しており、多くのニーズに対応できるプラットフォーム作りを目指しています。
- JustStable:ステーブルコインであるUSDJを活用したプラットフォーム
- JustSwap:自動マーケットメーカー(AMM)
- JustLink:分散型データ管理システム
- JustLend:TRONを活用した低金利の仮想通貨(暗号資産)ローン
- クロスチェーントークン:ビットコインやイーサリアムなどをJUST内で使用可能としたモノ
これらすべての機能が相互運用されて利便性をもたらすように構築されています。
2種のトークンを利用
JUST(JST)のプロトコルでは、USDJとJSTという2種類のトークンを発行しています。
USDJトークンは、米ドルの価格に連動するステーブルコインです。
JSTトークンは、プロジェクトの意思決定を行うガバナンストークンであり、また、プロトコル内での金利支払いなどの機能も持ち合わせています。
JUST(JST)の今後
JUST(JST)の将来性について挙げておきたいと思います。
開発グループが優秀
JUSTのエコシステムは、「IBM」・「アリババ」・「テンセント」などの世界規模である企業で実績を出したチームで運営されています。
また、JUSTの財務グループは、世界の投資銀行で活躍した者で運営されています。
TRONの開発チームも携わっていることで、相乗的に開発も進むことも予想されます。
完全分散型エコシステムを目指している
全ての取引は、スマートコントラクトにより自動的に実行され、第三者を介さず認証も必要としないシステムを構築しています。
誰もが平等にシステムを利用することを目指しているので、ユーザーも増えていくことと思われます。