ビットコイン相場8月25日~8月31日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの8月25日~8月31日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

下落転換とも読み取れます。
最大上下幅は、約90万円ほどと落ち着いています。
始値から下落、その後戻すも再度大きめの下落で安値を探っていきました。
その後神経質な動きを見せながら上昇したものの、始値を超えられずに徐々に下降、直近安値付近で乱高下して少し安値ブレイクして、細かいレンジで終値を迎えています。
8月は全体的にレンジ展開が多かったのですが、
これは、ある程度予想どおりです。
特に、後半になればなるにつれて、その傾向は強くなります。
機関投資家の長期休みのある8月は、個人トレーダーでのトレードが多く、機関投資家のポジション量には及びません。
ですので、大きく動きにくくなります。
セオリーはレンジ狙いですが、稀に大きく動くこともあります。
その時は、元に戻すような反発をする動きもよく見られます。
元のレートに戻さなくても、その動きは強いと言えるでしょう。
8月後半は、荒れた展開を避けたいがゆえに膠着状態に陥りやすくなります。
多少動いても、強引に元に戻すような展開が見られることも多く見られます。
あくまで、例年の傾向というアノマリー的なものですが、トレーダーの心理状態が出る月でもありますので、毎年意識しておくとよいかも知れません。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
となると、9月はその反動で大きく動いてきそうです。
大きなトレンドやトレンド転換が見られそうです。
上昇も下落も両方ありえますが、トレンドが出れば、ダマシも少なく乗っていっていいような雰囲気です。
8月の中旬くらいから、段階的にレンジや下落転換気味に推移してきたところから、トレンド転換を狙った上昇トレンドをある程度考えておいてもいいでしょう。
となると、まずは1660万円辺りを狙っていきます。
その後強めの上昇が続けば、1720万円を次のターゲットにしていきます。
対して下落ブレイクとなれば、1500万円ちょうど辺りまで考えておいてもいいと思っています。