ビットコイン相場7月7日~7月13日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの7月7日~7月13日の推移を振り返る
上昇転換となりました。

史上最高値を更新してきました。
これによって、最大上下幅は、約180万円と大幅に動いてきています。
前半は20万円幅のジリジリとした展開で、全くと言って動かない様相でした。
その後上昇転換と小動きを繰り返し、最高値を更新しています。
最高値を記録してからは、細かい動きで推移し、終値に向けてちょっとだけ高値更新をしてきています。
特徴的なのは、上昇転換時の動きです。
グイッと上昇して小さな揉み合い、を3度繰り返して史上最高値に到達しています。
チャートパターン的には、このような動きはよく見られるのですが、実際にトレードしてみると、意外と難しい形状です。
というのは、明確な上昇トレンドを描いているのではなく、不規則な階段状の上昇であることで、上昇の勢いが止まったかと思わせるからです。
1週間全体の前半での凪状態が長かったので、爆発的な動きを見せるかも知れないというところから、上昇はある程度推測できたものの、特に最初の上昇時からの揉み合いは、長めであったために、そこから下落に転じてもおかしくはありませんでした。
ここらへんは、相場感がモノを言いますが、暗号資産市場は、一度火が付くと止まらなくなるような動きも出ます。
安易な逆張りは危険であることを示唆していたと言えるでしょう。
相場というのは、どんなプロでもずっと勝ち続けることは不可能です。
そして、どのようなマーケットも損切りの徹底で、自身の資産を守りながら攻めていって増やしているものです。
市場のトレンドに乗り損なった、逆を行ってしまった時は、麻雀での配牌やツモが悪い戦局のように、降りることを必ず意識しておきましょう。
そうやって凌いでいるうちに必ずチャンスはやってきます。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
一旦火が付くと止まりにくい暗号資産市場ですから、高値更新を探っていきます。
1800万円台まで見ていきます。
もし、1800万円まで到達すれば、一息といったところに落ち着く感じをイメージしています。
対して、上昇一服感で下落優勢となれば、1600万円の前半~中盤を意識していきます。
1630万円辺りはターゲットになってくるでしょう。
高値感はあるかも知れませんので、飛び乗った高値買いは禁物です。
引き続き、トランプ大統領の発言や行動に注意を払いながらトレードしていきましょう。