ビットコイン相場9月30日~10月6日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの9月30日~10月6日推移を振り返る
では、9月30日~10月6日のチャートを見てみましょう。
1週間を1時間足で表示させています。
レンジ展開となりました。
1週間の始値と終値はほぼ一緒になっています。
売り狙いのターゲットまで下がり、その後は上昇して元に戻してきました。
全体的に大きな動きは見られず、3つのゾーンに注目すればよかった相場です。
前半の900万円~930万円、中盤の870万円~900万円、終盤の900万円~930万円という3場面です。
細かい動きの中のレンジとブレイクした時の値動きと、お手本のような形になっています。
このようなゾーンを捉えてのチャートはよく見かけるものです。
注意したいのは、ダマシのような動きが出ることです。
ブレイクしてきた様に見えて、元のレンジに戻したりすることは、本当によくありますので、その点には注意しておきましょう。
特にこの週は、ブレイク確認後にエントリーしても利益はそれほど取れず、マイナスになることも考えられました。
テクニカルどおりに進んでいても、ダマシは頻発しますので、ダマシがあるという前提でのトレードは心がけておく必要はあります。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
長期的にはチャネルラインを描きながら下落しているような感じです。
ですので、700万円台に落ち込むこともあるかもしれません。
まずは、880万円~940万円あたりをメインに考えていきます。
しっかりと下落にブレイクしてくれば、ショートで攻めていきます。
また1000万円台に乗ることは、難しいとは思いますので、基本は売りという形でいいでしょう。
11月上旬にアメリカの大統領選の結果が出るので、それまで大人しくしているということもないでしょうが、急変には気をつけていきたいところです。