仮想通貨（暗号資産）パレットトークン（PLT）の特徴
「パレットトークン（PLT）」は、エンターテインメント分野に特化した独自のプラットフォームを持つ仮想通貨（暗号資産）です。
日本発の仮想通貨（暗号資産）であり、歴史は浅いです。
ですが、NFTと関連性が高いため、近年盛り上がりを見せているNFT市場に連動して注目されています。
今回はこの「パレットトークン（PLT）」について解説していきたいと思います。
パレットトークン（PLT）のアウトライン
| 発行上限 | 10億枚 |
| 特徴 | 日本発エンタメ特化型 |
| 発行開始 | 2021年7月 |
| コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・オーソリティー |
パレットトークンとは、NFTのプラットフォーム「パレット」で手数料の支払いとして利用される仮想通貨（暗号資産）のことを指します。
パレットはアニメやマンガ、音楽といったデジタルコンテンツの発行から流通までを担う、次世代のブロックチェーンネットワークとして注目されています。
国内で初めてIEO（Initial Exchange Offering）による資金を調達したことで話題になりました。
パレットトークン（PLT）の特徴
パレットトークンの特徴について挙げていきます。
国内企業によるブロックチェーン
パレットトークンを発行している会社は国内企業の「ハッシュパレット（HashPalette）」というところです。
日本では、アニメやマンガなどの世界に誇れる知的財産を多く持っています。
これらを活用するには、ブロックチェーンの技術を利用したNFTは相性が良いです。
元気のない国内産業を活性化させる意味では、重要な役割を担うと言っていいでしょう。
イーサリアムチェーンの問題点の解決
イーサリアムチェーンは急速に拡大したものの、それによる問題点も噴出しました。
ガス代の高騰・クロスチェーンのインフラの不足などです。
イーサリアムのチェーンは、NFTやDeFiなど様々な取引が行われることでガス代の高騰を招いているのですが、パレットトークンは、エンタメ領域に特化することで、ガス代の安定化を図っています。
また、パレットチェーンはNFTでの取引のガス代は無料になっています。
さらに、パレットチェーンと他のチェーンを繋ぐために「Poly Network」を採用して利便性を図っています。
コンテンツを保有しているユーザーもノードとなり、運営に関わることが可能になっています。
パレットトークン（PLT）の今後
パレットトークンの将来性について、挙げておきたいと思います。
NFTマーケットの拡大
ニュースでも取り上げられるようになってきたNFTのマーケットが拡大すれば、パレットトークンの注目度も上がりレートも上昇していくでしょう。
パレットトークンは、NFTコンテンツを売買できるプラットフォーム「Palette」の公式ウォレットであり、手数料が低く安定していることからNFTの重要な仮想通貨（暗号資産）です。
Play to Earnゲームのリリース
パレットトークンの開発・運用している、ブロックチェーンゲースタジオ部門である「HashGames」はPlay to Earnゲームをすでにリリースしています。
さらに3つのゲームがリリース予定ですので、これからも注目度は高くなっていくでしょう。
パレットトークンのユーティリティー
パレットトークンは、そのエコシステムで多くのユーティリティーを有しています。
- NFT発行手数料の支払い
- NFTの入手
- パレットチェーンのノード運用の支払い
- コンソーシアムのメンバへの委任
- パレットトークン保有による権利の付与
- サブスクリプションの決済
今後もパレットトークンの用途の範囲が広がると見込まれているので、需要も高くなる予想があります。
