仮想通貨(暗号資産)のトレード方法

仮想通貨(暗号資産)のトレード方法

トレードと聞くと、株やFXを思い浮かべることが多いですが、仮想通貨(暗号資産)もこの分類の中にしっかり収まる投資対象です。

特に仮想通貨(暗号資産)の場合は、値動きが大きいこともあり、利益を取りやすいこともあり、株やFXのトレーダーから転向しているトレーダーも存在します。

今回は、仮想通貨(暗号資産)のトレードについて、概略を解説していきたいと思います。

仮想通貨(暗号資産)のトレードのメリット

仮想通貨(暗号資産)のトレードのメリットについて挙げていきます。

少額からトレードすることが出来る

最近は、昔と違って、株もFXも少額で出来るようになってきました。

仮想通貨(暗号資産)も例に漏れず、1000円以下でも取引が可能な業者があります。

いきなり大きな資金を運用するのは、ためらいもありますが、お小遣いにも満たない程度での金額で気軽に取引を始められるというのは、気持ち的に楽です。

24時間・365日取引出来る

株式は平日の9時から11時半までと12時半から15時まで、

FXは24時間取引が可能ですが、土日は休みです。

仮想通貨(暗号資産)は、文字どおり、24時間・365日トレードが出来ます。

制約がなく、どんな生活スタイルでもトレードできるというのは、仮想通貨(暗号資産)ならではです。

送金がスピーディー

仮想通貨(暗号資産)のメリットの一つに送金の速さがあります。

入金も出金も、仮想通貨(暗号資産)ベースであれば、即座に反映されやすくなります。

仮想通貨(暗号資産)のトレードのデメリット

デメリットを考えてみます。

取引所の破綻の可能性

株式やFXの日本の業者であれば、その業者が潰れてしまっても、一定の金額までは補償される制度があります。

ですが、仮想通貨(暗号資産)の場合、まだ歴史も浅く、取引所が破綻してしまった場合の補償制度が明確ではありません。

場合によっては、ゼロということもありえます。

スプレッドが高い

スプレッドとは、手数料のようなものです。

仮想通貨(暗号資産)を買う時と売る時の値幅差のことで、これが手数料として取引所の収入になります。

FXでは、このスプレッドは低いのですが、仮想通貨(暗号資産)の場合、値動きも激しいためにまだかなり高い印象があります。

チャートだけ見てトレード判断することには、気をつけておくべきでしょう。

仮想通貨のトレード方法

仮想通貨のトレード方法には、まず大きく分けて2つに分類されます。

スイングトレード

仮想通貨(暗号資産)のトレードと聞くと、長期保有と言うイメージが強いのではないでしょうか?

「ガチホ(仮想通貨をガチでホールド(保有)する)」で莫大な利益を上げたトレーダーも数多くいます。

また、マイナーコインを同じく長期保有して、大きく稼ぐというイメージもあるでしょう。

株式に似たイメージです。

このように、長期に渡りホールドしながら売買をしていくトレードを、「スイングトレード」と言います。

スイングトレードのメリット

スイングトレードは、最低でも数日単位のトレードですので、焦ることなくゆっくりとトレードが出来ます。

トレードの判断も急ぐ必要がないので、初心者でも取り組みやすいと言えるでしょう。

また、デイトレードでは手数料がトレードごとに発生するために、馬鹿にならない金額がかさみますが、スイングトレードであれば、取引回数が少ないために、その心配は必要はありません。

スイングトレードのデメリット

順調に利益が上がっていれば問題ないのですが、予想とは反対に含み損にさらされることがあります。

含み損となると、損切りするタイミングが難しくなることが挙げられます。

株式と同じように、含み損のポジションは、塩漬けになりやすいともいえます。

デイトレード

1日のうちに数回トレードを行い、長くても1日のうちで買いと売りを行い完結させるというトレードです。

仮想通貨(暗号資産)は価格変動が1日の中でもかなりあるので、このデイトレードでも積み重ねていくことで、大きな利益を得ることが出来ます。

デイトレードのメリット

デイトレードは1日に何回もトレードを重なることが出来ます。

このことにより、資金効率が上がり、資金の増加率が格段に早くなります。

上手くいけば、月利数十%というのは、当たり前の世界になってくるのは、デイトレードの大きなメリットです。

そして、トレードのデメリットであった、取引所のリスクを回避しやすくなります。

トレード期間が短いので、こまめに資金を移動しておけば、、長い時間資金を取引所に預けておく必要性もありません。

デイトレードのデメリット

デイトレードは比較的相場に張り付き、チャートとのにらめっこが必要になりがちです。

ですので、時間的な制約があります。

そして、目まぐるしく変わる値動きに翻弄されやすいものです。

損切りの判断も早めに対応しないといけないこともあるでしょう。

メンタルもやられやすくなります。

仮想通貨(暗号資産)のトレードで共通する戦略

仮想通貨(暗号資産)のトレードは、FXのようにレバレッジが大きくはかけられませんが、その分値動きがありますので、利益は結構狙えるものです。

攻略するには、チャートの分析とニュースの活用です。

どのような時に値動きが起こり、どちらの方向に傾きやすいのか?という優位性を分析することで、利益を上げやすくなります。

トレードは、究極、上がるか・下がるか、の2択です。

簡単が故に奥は深いですが、利益の他に、トレードの面白みというのも感じることが出来ますので、是非チャレンジしてみてください。