ビットコイン相場10月13日~10月19日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの10月13日~10月19日の推移を振り返る
下落トレンドとなりました。

始値で少し揉み合ってから、程なく下落、注目の1670万円辺りをサポートとして反発などの揉み合い、レンジ展開となり、そこからブレイクで下抜けて2段階の下落をしていきました。
カラカサのローソク足から反転しましたが、大きな上昇は見られず小さな値幅で推移となり終値を迎えました。
最大上下幅は、約220万円と先週ほどではないものの、動いています。
これぐらいあれば、ある程度勝負になるでしょう。
ただ、トレンド狙いの戦略としては、乗ろうと思ったところで揉み合いになるという、仕掛けどころが難しい場面も多かった1週間でした。
ブレイクでアウトで仕掛けるというのもありますが、ダマシの警戒感から、簡単にはエントリーは出来ないことも結構あるものです。
マーケットの状況がつかみにくい例として、明らかなトレンドが出ていない、テクニカルの節目が遠いところにある等があります。
このような時は、様子を見るということでもいいと思っています。
正解がないのが相場ではありますが、一歩先でいいので、読み解く努力はしておくべきです。
また、ローソク足の形状についてですが、今回はカラカサから反発するという典型的な動きがありましたが、その下落前にもカラカサが出現しています。
ここでは反発せずにレンジから再度下落していきましたので、機能しなかったということになります。
ローソク足の形状に関しては、よほど特徴的な場合でない限り、単体での判断は危険です。
少なくとも2本以上の組み合わせや、全体的な動向を見て判断すべきでしょう。
短絡的な判断は禁物です。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
史上最高値から2週にかけて下落してきたので、反発をある程度考えていきます。
1600万円辺りは、しっかりとしたサポートラインが存在しますので、再度ここまで下がったときには、反発を狙えそうな雰囲気があります。
反発して上昇トレンドを描くと言うよりも、乱高下レンジをイメージしておくとよい気がします。
ですので、強引なトレードには要注意です。









