ビットコイン相場7月21日~7月27日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの7月21日~7月27日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約80万円とそれほどボラティリティーは高くありませんでしたが、全体的に高値推移となっています。
始値から高値更新を目指したものの神経質な動きになり、中盤で陰線の連続で少し大きめの下落があったものの、揉み合い、元のレートに戻してきました。
ビットコイン相場は続いて強気な状態となっています。
米ドル円も150円台に復活し、値強いという言葉が今は当てはまっています。
ただし、これからは注意が必要です。
というのは、8月というのは、機関投資家らが長期の夏休みに入るからです。
通常であれば、8月の1ヶ月間ぐらいは休むようにはなります。
となると、個人トレーダーがメインのプレイヤーとなり、大胆な値動きも抑えがちになり、さらにダマシのような展開が出てきやすいものです。
ですが、そこを逆手に取っての大きなトレンドや急騰・急落も起きたこともあり、注意が必要です。
突如として出現する異常な展開には気をつけるべきです。
ただ、暗号資産マーケットは、機関投資家らのトレーダーは、株・FX・商品先物などのプロトレーダーよりもかなり少ない現状なので、いつもと変わらないという見方もあります。
そういう意味では、マーケットの全体的な方向と異なることもよくありますので、あまり意識しないでもいいということも言えます。
どちらにしても、夏休みになるこの時期は、あまり積極的なトレードはオススメはしないという感じです。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
再度、最高値更新を目指すのかどうかに注目します。
雇用統計も今週はあるので、乱高下に注意したいところです。
下に大きく振れれば、1630万円ぐらいまでは下がる可能性があるでしょう。
ローソク足的にヒゲが多い神経質な展開も出てきそうですので、繰り返しますが突っ込んだトレードはしないように、一呼吸置くようなトレードを意識しておきましょう。