ビットコイン相場6月23日~6月29日の動き

ビットコイン相場6月23日~6月29日の動き

ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。

チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。

定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。

なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。

ビットコインの6月23日~6月29日の推移を振り返る

では、6月23日~6月29日のチャートを見てみましょう。

上昇転換となりました。

最大上下幅は、約110万円ほどはありましたが、後半は終始鈍い動きとなっています。

前半は乱高下気味に推移して上昇となり、ターゲットの1550万円目前まで急上昇しています。

その後はジリジリとした展開から徐々に上昇し目標値1550万円を達成、上抜け後戻されてからは、ほぼ動きがないような展開になっています。

後半の動きは10万円程度ですので、ほぼ凪状態と言えるでしょう。

為替相場は基本的に毎日ダイナミックに動いていましたので、商品マーケットによってかなり異なることがわかります。

為替相場は、通貨によって、同じような動きをしたり、全く正反対の動きを見せたりということがよくあります。

類似や相関関係が出る時は、それを元にトレードするということも可能です。

暗号資産に関しても、一定の関係性が出ることがありますが、最近はバラバラといった印象が見受けられます。

通常、暗号資産は、リスクオンの時に上昇し、リスクオフの時に下落するものですが、それとそぐわない様な推移もしてきます。

完全に関係性があれば簡単なのですが、ある時は強い関連性があり、ある時は全く異なる動きをしたり、どっちともつかない動きもよく見られます。

ニュースどおりに、他のマーケットどおりに素直に動かないところが難しいところです。

ですので、あくまで参考にする程度でよいと感じてはいます。

相場のアノマリーについても同様に考えます。

アノマリーは、相場の格言や季節性による、規則性・変則性などを指す言葉です。

五十日(ごとおび)がつく日は仲値にかけて円安が進みやすかったり、米国の大統領選挙がある年はドル高に進みやすい、といったようなことです。

確かにそのようなこともありますが、鵜呑みにはしないようにしましょう。

これらのアノマリーと逆行する現象も多く見られます。

迷った時に、おまじない程度で考えておくぐらいがちょうど良いと思っています。

ビットコイン相場のこれからの展開予想

後半穏やかすぎた状態でしたから、トレンドは必ず出てくるでしょう。

上昇・下降とも要注意です。

ただ、日足ぐらいの長期足ではレンジ展開が続いています。

トレンドの値幅も限定的と見ておく必要はあります。

あまりビッグなトレンドをイメージせずに、細かく利食いをしていくという感じで良いと思っています。

1500万円~1600万円でミニトレンドを狙っていくという感じです。