ビットコイン相場12月23日~1月5日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの12月23日~1月5日の推移を振り返る
では、12月23日~1月5日のチャートを見てみましょう。
2週間を1時間足で表示させています。
レンジ相場となりました。
クリスマス前に最高値を更新してからは、少し落ち着きを取り戻しています。
最大上下幅は、2週間で約130万円となっています。
もう少し細かく見れば、最初の1週間が下落、次の1週間が上昇、という形です。
特に前半は細かい上昇からストンと大きめの下落が見て取れます。
安値付近では、上昇と下落の乱高下になり、安値更新せずに高値を超えて下落トレンドが終了しています。
このような動きは下落トレンドのセオリーどおり動いていたので、トレンドに乗った教科書的な戦略で利益は取れたことでしょう。
「トレンドは、基本的にその傾向が終わるまで追っていく、継続する」というよくある解説で攻略していくことで問題はありません。
ただし、その終わりは今回のようにハッキリと判明するわけではなく、いつの間にかトレンドが終了していたと感じることも多いです。
ですので、自身のルールでどのようになったら手仕舞いするかということは、明確化しておく必要があります。
トレードでのルール決めは、最初は曖昧でなくきちっとしたものが良いでしょう。
その後スキルが上がってきたら、状況に応じて柔軟に対応できるようなシステムにしておくとよいと思います。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
レンジ展開をまずはイメージしています。
その圏内は、1430万円~1570万円辺りです。
ここを抜けるような動きが上下に出てくれば、その方向に乗っていくと言う感じです。
ただし、ダマシのような動きが出て、突き抜けそうで突き抜けないというような推移も十分に考えられます。
しっかりとトレンド的な動きが出てから乗っかるということでもいいような気がします。
ただ、上昇でのロングの仕掛けは高値づかみする可能性もあるので、下落の方がやりやすいと感じています。